ジュリエットからの手紙

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監督:ゲーリー・ウィニック
出演:アマンダ・セイフライド、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ガエル・ガルシア・ベルナル、フランコ・ネロ

この手の恋愛映画は興味ないけど、アマンダ・セイフライドなので。

シェークスピアはイギリス人だけど、ロミオとジュリエットの舞台イタリアには、ちゃんとジュリエットの家があって、ジュリエットに宛てた手紙には、ちゃんと返事が返ってくる。
その役目を担っているのは「ジュリエットの秘書」を名のる女性たち。
前に佐藤健くんの番組で知ってたけど、この映画で取り上げられてたのかぁ。

ソフィは記者を目指すニューヨーカー。
婚約者が近々レストランをオープンするので、その準備も兼ねてふたりでイタリアへ出かける。
ところが、婚約者は店のことで頭がいっぱい。
ソフィはふとしたことで知り合った「ジュリエットの秘書」たちを手伝うことにする。
ソフィが見つけた壁の隙間の50年前の手紙。
返事を書くと本人がイギリスからやって来た。
50年前の恋人にもう一度逢う。
彼女と孫の旅にソフィも同行する。

ガエル・ガルシア・ベルナルには気の毒だけど、ソフィの新しい恋を応援してしまった。

50年後に再会して、そのときお互いひとりだったら、それは運命なのかもね。

意外に素敵な恋愛映画だった。
ベタだけど、それでもハッピーエンドが好き。

再会する恋人たちを演じるのは、バネッサ・レットグレイブとフランコ・ネロ(どうりで、カッコいいと思ったよ)。
このオスカー女優とマカロニウエスタン俳優は、実生活でもその昔出会い、子どもが生まれ、2006年に正式に結婚したんだって。
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# by liddell423 | 2012-08-22 18:31 | movies

神様のカルテ 2 /夏川草介

もう三巻も出てるんですね。
映画はまだ観てないけど、とりあえず二巻を読みました。

365日24時間営業の一止の病院に新しい血液内科の医師が赴任する。
進藤辰也は一止の大学の同期だが、「定時に帰ってしまう」「電話が繋がらない」など、看護士から不満が出るようになる。
そして、ゆっくり休むことも出来ない日々は続き、ある日古狐先生こと副部長先生が倒れる。

医者は総てを捨てて患者のために尽くさなければならないのか。
そんな疑問と身近な死の物語。
人が死ぬってことは大切な人と別れること。
治療不可能になっても医者に出来ることはあるのではないか。
変人の一止がまた頑張る。

この本はいつも医療ドラマってより人間ドラマだ。
職業が医者ってだけ。
舞台が病院ってだけ。

後半、泣きながら読んだけど、心が温かくなる。
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# by liddell423 | 2012-08-22 17:54 | books

紳士は金髪がお好き

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マドンナのPV「マテリアルガール」の元をやっと観た。

ローレライ(マリリン・モンロー)とドロシー(ジェーン・ラッセル)は幼なじみで親友。
ニューヨークでダンサーをしていたふたりは、ローレライがお金持ちとパリで結婚することになり、船でパリへと向かう。
急に同行できなくなった婚約者。
ローレライは船の中でお金持ちを探し、ドロシーはひとりの男と知り合うが、ドロシーが知り合ったのは、婚約者の父親が雇った探偵だった。

ミュージカル仕立てのコメディで、歌い踊るふたりはセクシー。
つぎつぎに変わるドレスも素敵v

「バーレスク」の中で歌われた「ダイヤモンド」(ってタイトルなのか?)も出て来た。
「女は年を取ると価値が無くなるけど、ダイヤモンドは永遠」って、美人が歌うのが良いよなぁ。
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# by liddell423 | 2012-08-20 00:05 | movies

f植物園の巣穴/梨木香歩

f0089775_0273679.jpg前に買っていたけどなかなか読めずにいた。
わかりにくくて、一気に読みたかったし。

主人公はf街の植物園に転勤になる。
夜中に歯が痛み、明日は歯医者に行こうと思う。
その歯医者の奥さんが犬だったり、下宿先の大家の頭が雌鳥になったり、植物園に神主がお祓いに来たり・・・。
不思議なことがどんどん起こって、まるで夢の中の様で、くらくらする。
読んでいる間、夢を見ているような状態。

話はどんどん混沌としてきて、夢の中でさらに夢見ているような感覚に。
巣穴の奥、まるで異界を旅するように、「千代」という存在を探し求める。
「千代」はねえやの名前なのか、死んだ妻の名前なのか。
そして、忘れようとしていた悲しみをはっきりと思い出していく。


読み終わって、
「やっぱり夢だったか、良かった」
って思う。


植物園の話だから植物が出てくるのは当たり前なんだけど、「シュウカイドウ」とか「竜の髭」とか、他の物語で知った植物の名前が出てくると嬉しくなる。
たくさん出てくる名前のすべてを思い出すことが出来なくてじれったいけど。
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# by liddell423 | 2012-08-19 00:42 | books

ダークナイト ライジング

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監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティアール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット

ハービー・デントの死から8年。
ゴッサムシティは「デント法」により悪人は逮捕され、平和な街へと変わっていた。
役目を終え「悪」の汚名を着たバットマンは現れず、ブルース・ウェインも心身ともに傷つき屋敷の中にこもっていた。
執事であるアルフレッドはそんな主人を心配しつつもバットマンにならないことに安堵していたが、セリーナ・カイル(キャット・ウーマン)との出会い、新たな敵ベインの登場でブルースは再びバットスーツを付け敵と戦うことを決意する。

後からいろいろ考えると、奈落の設定とか核兵器の取り扱いとか「?」の所もあるし、人数で押して行くだけの銃撃戦とかどうよと思うけど、見終わった後は圧倒されてちょっと放心状態だった。
凄かった。

バットポッドは前回見た時は、タイヤがやたら大きくて不細工と思ってたけど、今回はタイヤが回転して体勢を整えるとことか、キャット・ウーマンが乗ってるとコトかカッコ良かった。
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そして、バットマンのシリーズでは、めずらしくゲーリー・オールドマンが良い人なのが嬉しい。
「今回はベッドに寝られてゆっくり出来た。」
ってコメントしてたから怪我するのかなぁと思ってたけど、死ななくて良かった。
老体にむち打って頑張ってた。
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反対に良い人顔なのに「GIジョー」で悪役になってしまったジョセフ・ゴードン・レヴィットは、ここでは熱血警官に。
「ロビン」って名前も出てくるけど、続編ありなの?
ロビンだけでは物語にならないから、ないか。
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ストーリーや悪役キャラには迫力を感じなかったけど、音と映像と音楽は
「伝説が壮絶に終わる」
ってキャッチコピー通りだなと思った。
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# by liddell423 | 2012-08-18 10:39 | movies

裏庭/梨木香歩

f0089775_126361.jpg久しぶりに読み返してみた。
物語が二層になっているってことしか覚えてなかったし・・・。

照美の両親はレストランを営んでいて忙しく、彼女はいつも夜遅くまで一人の時間を過ごしていた。
時々遊びに行っていた友だちの家で、その子の祖父と仲良くなりいろいろな話を聞かせてもらうようになる。
照美も小さい頃はこっそり忍び込んで遊んでいた、バーンズ家の裏庭の話。
照美の知恵おくれの双子の弟は、そこで亡くなっていた。

学校を休んでバーンズ家に忍び込んだ照美は、大鏡の前で問いかけられる。
「フー アー ユー」
「テルミー」
「アイル テル ユー」
照美の名前こそが「裏庭」への合い言葉だった。

照美は裏庭で「テルミー」となり、スナフ、テナシと旅をする。
みっつの街に散らばったひとつ目の竜の化石を、またひとつに戻す旅。
街ごとに化石を守る三人の魔女に、照美は傷について教えられる。
忘れていた記憶が鮮明になり、物語は照美の母、祖母へと繋がる。
照美の旅の終わりは、バーンズ家の復活であり、照美の家族の再生でもあり、照美と母、母と祖母の関係をも新しくした。

高い塀に囲まれた今では住む人もない洋館。
そこにこっそり潜り込んで遊ぶ子どもたち。
三代の子どもたちのそれぞれのその庭との関わり。
鏡の中の「裏庭(バックヤード)」での冒険。
ばらばらの登場人物が実はそれぞれに繋がっていて、見る角度を変えることでその人を新しく発見できる。

この時期の梨木さんは母親と上手くいかない娘の話が多かったなぁ。
女の業みたいなの。
新しい「雪と珊瑚」は子どもを愛せない母の話で、時代なのかなぁと思った。
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# by liddell423 | 2012-08-18 01:56 | books

雪と珊瑚/梨木香歩

f0089775_9491270.jpg21歳の珊瑚は赤ん坊の雪をベビーカーに乗せ、途方にくれていた。
お金はない。
働かなければ生きていけないが、子連れでは仕事もできない。
偶然入った露地で一枚の張り紙を見つける。
「赤ちゃんお預かりします」
一人暮らしの老婦人くららと出会い、雪を預けて働き始める。
出会いは繋がり、世界は新しくなる。
自分を捨てた母へのイメージも変わる。

美味しそうなご飯の話って、なんでこんなに幸せな気分になれるんだろう。
途中、何度もうるってきたけど、ずっと温かい気分が続いていた。

やさしい、おいしいご飯が食べたい。
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# by liddell423 | 2012-08-15 07:50 | books

BUNRAKU

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監督:ガイ・モシェ
出演:ジョシュ・ハートネット、GACKT、ウディ・ハレルソン、ケヴィン・マクキッド、ロン・パールマン、デミ・ムーア、菅田俊、海保エミリ

他の人が「シンシティ」みたいって言ってたけどそんな感じで、実写とCGが混在してる。

長く続いた戦争が終わり、人々は過剰な武器を放棄し、武器は刃物だけになる。
そんな時代、暴力で9人の部下たちとひとつの街を支配している男がいた。
きこりのニコル。
ある日その街にふたりの男がやって来る。
カウボーイと侍。
バーテンダーに導かれ、密かに集まった反乱軍と、それぞれの目的を果たすために、ニコルを倒しに行く。

2回観ようとは思わないけど、なかなか面白かった。
チープな作りで。
マニアックな感じで。

Gacktはきれいだし、ロン・パールマン好きだし(ヘル・ボーイの人ね)ウディ・ハレルソンってあの映画の人だ。
あー、タイトルが出てこない。
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# by liddell423 | 2012-07-17 08:42 | movies

わたしを離さないで

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監督:マーク・ロマネク
出演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ、シャーロット・ランプリング

原作にも興味あったけどとりあえず先に映画を鑑賞。

臓器提供のためにクローンを育てるーっていうのは「輝夜姫」(清水玲子作)が最初じゃなかったのね。
臓器移植でしか助からない命があったり、臓器の売買が行われていたりするんだから、移植のためのクローンもいつか現実になりそうな気がする。
そして、クローンに魂があるか?って問いも、人権があるのかって問いも、いつか現実になるんだろうなぁ。

寄宿学校「ヘールシャム」は特別な学校。
敷地の外に出ることは御法度だし、毎月健康診断があるし、毎朝の牛乳とビタミン剤、適度な教育と運動。
暗黙の了解。
いつかだれかへの「提供者」になる。
そこで暮らす、キャシー、ルース、トミー。
キャシーはトミーに恋心を抱いていたが、トミーはルースと付き合うようになり、そんなふたりを見ている苦痛に耐えられず、キャシーは「介護人」になるためコテージを離れる。
ルースと再会したとき、彼女は二度目の提供を控えていて、ふたりでトミーに会いに行く。
ルースに「本当はふたりが結ばれるべきだった」と言われ、提供猶予をもらうため理事長を訪ねて行くが、噂とは違い残酷な事実が待っていた。

「輝夜姫」の主人公たちは自分たちの運命に逆らって反逆するけど、この物語の主人公たちは黙って運命を受け入れる。
臓器提供のために生を受けたことを、自分たちのオリジナルはろくな人間じゃないからと受け入れている。
教育と洗脳って恐ろしい。
それでも「ヘールシャム」は恵まれていて、他はブロイラーを育てるような施設らしい。

人は平等だっていうけど、貧富の差が広がって医学が間違った進み方をしたら、近い未来にありえることかもしれない。(年代的には過去の話になってるし)

監督は「綴り字のシーズン」の人。
この映画の映像もきれいだった。
主演のキャリー・マリガンは「ウォール・ストリート」で主人公の恋人、マイケル・ダグラスの娘を演じた人だ。
キーラ・ナイトレイは好き。
アンドリュー・ガーフィールドはキライ。
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# by liddell423 | 2012-07-15 21:42 | movies

赤ずきん

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監督:キャサリン・ハードウィック
出演:アマンダ・セイフライド、ゲイリー・オールドマン、ビリー・バーク、シャイロー・フェルナンデス、マックス・アイアンズ、ジュリー・クリスティ

スノーホワイトと同じように(こっちの方が先だけど)「赤ずきん」のモチーフは含みながら別のお話。

主人公のヴァレリーは幼なじみのピーターと愛し合っているが、母親にお金目当ての婚約を強いられている。
ピーターとの駆け落ちを話していた矢先、姉がオオカミに殺され、男たちはオオカミ退治に出かけることになる。
オオカミは退治されるが、現れたソロモン神父が、死んだのはただのオオカミで人を襲うのは人狼だと告げる。
赤い月の時、人狼に咬まれると人狼になる。
村に現れた人狼にヴァレリーは、自分と共に来れば村を襲わないと言われ、オオカミの言葉が理解できることに驚く。
広間は人の姿をしているという人狼は誰なのか?


ピーターも婚約者のヘンリーもおばあちゃんもめっちゃ怪しい。
赤ずきんの赤いずきんは、婚約祝いにおばあちゃんがくれたし、夢の中で「おばあちゃんの耳はどうしてそんなに大きいの?」って台詞もあるし、オオカミのお腹に石を詰めて沈めるし。
赤ずきんエピソードは追ってるけど。

監督は「トワイライト」一作目の監督さん。
女子が嬉しい映画になってるのかなぁ。

一応、ホラー。
ちょっと怖いカンジ。

お父さんもどこかで見たことあると思ったら「トワイライト」のお父さんでした。
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# by liddell423 | 2012-07-15 17:09 | movies