対岸の彼女/角田光代

田村小夜子35才。
娘の公園デビューが上手くいかず、ひとりで遊ぶ娘に昔の自分を重ねている。
「働かないの?」という夫の言葉と「何か変わるかも」との思いで仕事を探す。
姑には「子どもが可哀想」と嫌みを言われながら。
断られ続けた面接でやっとOKがもらえたのは、同じくらいの女性が経営する旅行代理店。
でも、なぜか仕事は掃除。
楢橋葵35才。
旅行代理店の女社長。
本来の仕事が減ってきたため、「旅行に行っている間の部屋掃除」という名目でハウスキーピングの仕事に手を広げる。

小夜子目線の現在と葵の高校時代という二つの時間で物語りは進む。

リアルなんだろうなぁ。
「私たちの世代って、ひとりぼっち恐怖症だと思わない?」
「お友だちがいないと世界が終わる、って感じ、ない?友達が多い子は明るい子、友達のいない子は暗い子、暗い戸はいけない子。そんなふうに、だれかに思いこまされてんだよね。」
どの世代でもそうだと思うけど。

文庫本の森絵都さんの解説が上手過ぎて(あたりまえか)、ワタシの感想よりここを読んでください・・・というカンジ。

ワタシの感想は、女の子ふたりの親密な関係はワタシには重いということ。
この小説が明るい未来で良かったなぁということ。
お姑さんやお母さんがイヤなだけ人で描かれていて、嫌いなのかなぁと思ったこと。
お父さんがナイスなこと。

ドラマでさらっと観た方が良かったカナ。。
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by liddell423 | 2008-10-01 06:58 | books