百万円と苦虫女/タナダユキ

映画の原作をwakaに貸してもらった。
映画とほとんど同じ・・・だけど。

映画では省かれた過去のエピソードとか、それぞれの心情とか、映画を解説してもらったみたいで良かった。

傷つきたくなくて、傷つけたくなくて、臆病になっていく、そんな人たちの話。
海で出逢ったサーファーの子も軟派だけどいい子だったし、桃畑の春夫さんも気を使い過ぎて失敗するカンジだったし。

中島くんなんか、人の気持ちをわかってあげられなくて後悔して、それで心理学を勉強してるのに、鈴子の不安な気持ちを推し量ってあげることが出来ず、「百万円貯まっても行かないで!」って、たった一言が言えなかったりする。
でも、それは卒業したら地元に帰るつもりで、鈴子を引きとめてもその後の責任が取れないかもしれないわけで、中島くんも相当に真面目で不器用な人。

お互いに成長して、鈴子の旅の終わりにまた出会えたらいいな。
でも、鈴子みたいな子には、失敗しても傷ついても
「またがんばればいいさ!」
って笑えるようなタフな人の方が、
「ああ、これで良いんだ」
って思えて良いのかなぁ。

まあ、架空の鈴子の恋愛の心配をしてもしょうがないけど。

wowowで蒼井優の「四つの嘘」があった時、タナダユキさんのは1話でめげてしまったけど、DVDあるかな?
借りて来ようかな?
不器用な鈴子のこと、もっと知りたくなったから。
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by liddell423 | 2008-08-02 10:24 | books