百万円と苦虫女

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<監督・脚本>タナダユキ<出演>蒼井優/森山未来/ピエール瀧/笹野高史/佐々木すみ江/江口のり子/弓削智久

福岡県出身の監督・主演・音楽。
福岡ってすごい♪

オープニング、暗い廊下を嶋田久作が歩いてくる。
「まだ予告?」
と思っていると、拘置所に収監されているスズ子があらわれる。
「ある事情で家にいられなくなる」事情はこういうことだったのか。
その事情を作る原因になるのが弓削さんで、またこんなイヤな人の役なのね。

初めの頃、青みの強いフィルムで「不細工」なスズ子は、徐々にかわいくなっていく。
少ないワードローブの着回しも、優ちゃんだとどれもかわいい。

森山未来クンの告白シーンは意外に早くやってきた。
ということは、この恋も上手く行かないのかな?
お金を借りるようになっていくのは
「百万円たまって欲しくないから?」
とは思ったけど、どうやってそれをわかってもらうのか。
不器用なふたりの初恋はダメになってしまうのかも。

ただ、優ちゃんも未来クンもすごくかわいいから、あのふたりにはまた巡り会って欲しいと思った。

原作のラストを読んだら、ほんのちょっとのズレで会えない二人の描写が書いてあった。
スズ子の旅が続くなら、この別れは必要なんだ。

まだ実家にいるときのスズ子が、元同級生に
「前科者」
といじめられるシーンで
「何か投げつけてやれば良いのに!」
と怒っていたら、スズ子は豆腐を投げた。
それを見ていたいじめられっ子の弟が、いつもはスズ子をバカにしているのにそっとスズ子のパーカーの裾を握り、そして二人で手をつないで帰るシーンで泣いてしまった。
(こそっと)
スズ子の成長と一緒に弟も成長していくんだ。

エンディングの曲も好きだった。
映画にとってもあっていた気がする。

良い映画だったなぁ。
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by liddell423 | 2008-07-21 22:16 | movies