アヒルと鴨のコインロッカー

<監督・脚本>中村義洋<脚本>鈴木謙一<原作>井坂幸太郎<出演>瑛太/浜田岳/関めぐみ/松田龍平/大塚寧々

小説だから出来る錯覚を映像でどう表現するのか・・・?
そっかー。
その手があったか。

椎名の思いこみはモノクロ(セピア?)映像で区別され、椎名が気付くとその映像が色づけされる。
この監督さん上手だ。
井坂の小説は映画になってもハズレがない。
ホントは違ってるとこがあっても、ちゃんと井坂ワールドなのだ。
登場人物がカッコイイv
映画を作る人たちも井坂が好きなんだろうなぁ、と思う。

この映画では、川崎の死因や神さまを閉じこめる人が違ってたりするけど、脚本家の人が公式ページの中で
「表現に携わるからには人を元気にする作品を作りたい」
と言っていたので、それならしょうがないか・・・と納得した。

小説は面白かったけど、暗い結末で未来がなかったから。
(ドルジの言葉通り、生まれ変わることが出来るなら、その時の幸せはあるのかも)

映画は未来を残している。
希望を持つことが出来る。

小説を未読の人は、映画から入った方が良い。
このトリックは知らないで映画を見た方が良いと思うから。
そして、その後、小説との違いを楽しんで・・・。
[PR]

by liddell423 | 2008-04-09 08:45 | movies