大きな熊が来る前におやすみ。

f0089775_19595720.jpg

<著者>島本理生

現在自宅学習中のミユは、図書館でいろいろ本を借りてくる。
表紙が酒井駒子だし、この人のは読んでみたかったし
「面白かった?」
と聞くと微妙な返事。
ミユも表紙で借りたらしい。
読み始めたら納得した。

3つの短編のどれもが、男性に傷つけられた主人公で、心が痛くなる話だった。

一つ目は、小さい頃父親に暴力を受けていて、父の死後も怖くていないのを確認してしまう。
なのに、同棲相手は父親と似た人で、彼からも暴力を受けてしまう。
二つ目は、育ちが良い発言が無頓着な男友達の言葉に傷ついて、彼を殺しそうになる話。
三つ目は、久しぶりに会った部活の後輩に
「ずっと好きでした」と言われたものの、真意がわからず、好きになりそうな気持ちにストップをかけちゃう人。
彼女は前の彼氏に飼い猫を虐待されてて、それもトラウマになってて。

どんより落ち込んでしまう話で、読み始めたことを後悔したけど、ストーリーは何となく共感できて読みやすかった。
まあ、最後の話はハッピーエンドと言えそうだったからだけど。

他の本も借りてもらおう。
[PR]

by liddell423 | 2008-02-24 19:59 | books