死神の精度

伊坂幸太郎/文芸春秋

千葉さんは死神ですが、黒装束でもないし鎌も持っていません。
ましてやりんごしか食べないってこともありません。
人間界にいる時は、その時代、場所に合わせてるし、「ミュージック」が何より好き。
そして、なぜか彼が仕事をする時は「雨降り」なのです。
彼の仕事は、命を奪うのではなく、ターゲットの1週間後の不慮の死を実行するべきかどうかを判断すること。
この本は、そんな千葉さんの仕事ぶりの記録です。

とはいえ、伊坂氏ですから、当然、ただの短編集には終わりません。
最後には見事にきれいに収束するのです。
上手いなぁ〜。

今までの伊坂作品の中では、いちばん好き。
(「チルドレン」と「魔王」も捨てがたいが・・・)

この本も映画になってしまいました。
伊坂氏は、拒み続けていたらしいですが、
「千葉を金城武で」
と言われてOKしたらしいです。
そう言えば、本の表紙は金城武っぽいです。
ほかにも一恵に小西真奈美、富司純子など。
春休み頃封切りです。
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by liddell423 | 2007-12-25 22:51 | books