夢の書

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O・R・メリングのケルト神話ベースファンタジー第4弾です。
「妖精王の月」「夏の王」「光をはこぶ娘」
過去の登場人物総出演の壮大なファンタジーです。
でも、この人のは女の子向けにちゃんと恋愛小説になってます。

「光をはこぶ娘」の主人公ダーナは、父親の仕事の都合で故郷アイルランドを離れカナダに移り住みました。
半分妖精の彼女は、アイルランドを離れたことで妖精世界とも切り離されたようで、両親に対しても反抗的な態度を取ってしまい、度々生みの母のいる妖精国へと逃避しています。

そんな状態も影響を及ぼしてか、妖精界に悪が忍び寄り、人間界とを結ぶ門が破壊され、妖精界を救うため「光」と「闇」との戦いが始まります。
「妖精王の月」の主人公グウェンは、「夏の王」の主人公ローレルと共に、ダーナを守り一緒に戦おうとしますが、なかなか上手く接触することが出来ずにいます。

ダーナは転校生ジョンに惹かれ、彼が自分を守るために傷ついたことから、ようやく「闇」と戦う決心をします。

狼男からアイルランドの妖精、カナダの妖精、ネイティブの魔法とこちらも総出演。
今回は本も上下巻だし。
読んでいくうちに、悲惨な最期が待っていそうな気配が濃くなるんですが、
「メリングにアンハッピーエンドはあり得ない!」と安心して読みましょう。
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by liddell423 | 2007-12-12 21:24 | books