空中庭園/角田光代

ある家族のお話を6人の視点で語った小説。
よくある手法だけど、家族だけじゃないし、6人というのはなかなかスゴイ気がする。

秘密を持たない家族。
娘をお腹に宿した場所まで、包み隠さず話してしまう。
(ラブホテル「野猿(のざる)」だぜー)
ところが・・・・・。
なわけで、秘密がないなんて怖すぎると思ってたけど、それぞれに抱えている秘密はもっと怖かった。
犯罪とかストレートな恐怖じゃなくて、ぞわってくるカンジ。
どろどろしてて、病んでるなぁというタイプの。

こういう話は想像してなくて、こんな話ばっかりだったら、ワタシ角田さんはもう良いわ・・・と思ってたけど、解説が石田衣良で
「対岸の彼女と読み比べて欲しい」と言っていたので、「対岸の彼女」も読んでみようかな。
「空中庭園」は小泉今日子で映画になってたし、「対岸の彼女」もwowowでドラマになってた。

気持ちが墜ちる本だったので苦手ですが、読ませる文章です。
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by liddell423 | 2007-09-23 22:50 | books