鉄コン筋クリート

<監督>マイケル・アリアス<原作>松本大洋<声>二宮和也/蒼井優/田中泯

観に行った人が二人とも「良かった!」と言ってるし、ニノだし、蒼井優ちゃんだし、アジカンだし・・・。
我慢出来ずに行って良かった。

鳥瞰の映像は好き。
自分も飛んでいる気がするから。
この映画の飛び方は、夢の中でのワタシの飛び方といっしょだ。

原作を読んでいないからかもしれないけど、キャラクターの声にはすんなり入れた。
始めから知っていたのは、書いている3人だけ。
他のキャラクターもすごく良いので、パンフを買って見てみると、スゴイメンバーだった。
つーか、好きな人ばかり。
それもうれしかった。

<宝町>はカボチャドキアみたいだった。
「嵐」の屋根は見つけたけど、他はわかんなかった。
細部のこだわりに、作品への愛を感じた。

クロがシロを突き放すシーンで泣いてしまった。
そしたら隣の人がすすり上げていたので安心した。

クロの足りないネジはシロが持ってる
シロの足りないネジはクロが持ってる


人はみんなココロの中に闇を抱えていて、でも、大切なヒトがいるから、<イタチ>にならずにいられるんだと思った。
一人でも生きていける人もいるんだろうけど、他の誰かと暮らすことで、バランスを保てるような気がする。
思うようにいかないことも多いけど、それがストッパーに<ネジ>になってるような。
同じようで違う考えを持っている人が傍にいるから、違いを受け入れられるのかなぁ。
他の人はわからないけど、今のワタシがあるのは、きっと一緒にいる人のせい(おかげ?)だと思った。
そして、究極の死ねる愛より、愛のためにがんばって生きる方が好きだなぁと思った。

人間そんな簡単には死なん!
のは、クロのため?
今の時代へのメッセージなんだ。

アジカンの曲は、何度も聴いていたけど、家だとギターの音が前に出てて、ゴッチの歌がよくきこえない。
映画で歌詞がわかって、こんなに合ってるとは思ってなくて、びっくり。
始めのざわめきから、イントロから、エンドロールの映像にピッタリはまっていた。

少年の映画だと思った。
老兵は消えていった。
今の子どもたちに、大切な誰かをみつけて欲しいと思った。
切なくて涙が止まらなかった。
夜に紛れて、バスの一番前のシートで、泣きながら帰った。

もう一度観たい。

PS.
「BANANA FISH」を思い出した。
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by liddell423 | 2007-01-18 17:55 | movies