LORD OF WAR

<監督>アンドリュー・ニコル<出演>ニコラス・ケイジ/ジャレット・レト/イーサン・ホーク/ブリジット・モイナハン/イアン・ホルム

f0089775_1564551.jpgこんな映画を作るなんて、アメリカって大きいなぁ・・・と思ったら、アメリカでの資金調達は出来なかったンだって。
やっぱり。
淡々と重いテーマを語ってるなぁと思ったら、監督さんはワタシの好きな「ガタカ」の人だった。
納得。

弾丸視線で始まるオープニング。
打ち抜かれる少年の額。
戦場に散らばる薬莢。

ウクライナ出身のユーリーは銃撃が日常の町で育ち、それを目の当たりにしたことから武器密売の世界へ入って行く。
ソ連崩壊後のウクライナで武器を調達、以後事業はどんどん大きくなって行く。
そんなユーリーをしつこく追い掛けるインターポールのバレンタイン。
法のアミを潜るユーリーを法に忠実な彼は捕まえることが出来ない。

いっしょに事業を始めた弟は麻薬に手を出し、ついて行った交渉先で、この後殺されるであろう難民を見て、武器を破壊しようとし、殺される。
息子の枕元に置いてあったおもちゃの拳銃をゴミ箱に捨てるユーリー。
弟の遺体に弾丸が残っていたことで捕まるが、
「予言しよう。この後、君の上官が来て私は釈放になる。最大の武器供給者は合衆国大統領だからだ。」
この時のバレンタインの表情、そして部屋を出て行く。
説明や過剰な表現がなくて上手いなぁと思う。

実話ではないけど、エピソードは本当にあった出来事なんだって。
ユーリーのキャラクターも、実在の武器商人を取材して作り上げているそうだ。

抑止力の為の軍備。
平和を勝ち取るための戦争。
そんなものは嘘っぱちだ。
ミサイルの投下される下にいるのは、人間なのに。
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by liddell423 | 2006-07-01 16:17 | movies