夏の名残りの薔薇

<作者>恩田陸<出版社>文芸春秋/本格ミステリ・マスターズ

f0089775_1712149.jpgタイトル買いです。(正確には借り)
新しい本が読みたかったんだけど、図書館にはなかったので、タイトルでこれに。

「夏の名残りの薔薇」という同名の曲があるそうで、同じ主題がくり返し演奏されるその曲のように、この作品も1〜6章が少しずつ時間を変え、語り手を代えてくり返されます。
なかなか面白い趣向でした。

雪に閉ざされた山奥のホテル。
そこで毎年催される集まり。
仕切っているのは金持ちの老三姉妹。
しかし今年は何かが違っている。
そこには「悪意」が漂っていた。

1章毎に殺される人が違うの。
最初、さっき死んだ人が出て来たから「えっ?」って思ったけど、だんだん面白くなって来た。
ラストが良くわからんのは恩田さんの場合諦めました。
文章の間に外国作品の「去年マリンエバートで」って作品が入り込んでる。
必要なんだけどうざかった。
本を読むのが下手になったのかも?

巻末に作者のコメントとかインタビューとか載ってました。
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by liddell423 | 2006-04-30 17:03 | books