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MAN on FIRE/マイ・ボディガード

<監督>トニー・スコット<出演>デンゼル・ワシントン/ダコタ・ファニング/クリストファー・ウォーケン

デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングということで、劇場に行くつもりが行けなくて、ずっと観たいと思ってました。
CMで見る限りでは、ピタ(ダコタ)を守り抜くクリーシー(デンゼル)のお話だと思ってたんですが、ふたりが仲良くなった中盤頃、彼女は誘拐され、クリーシーも撃たれてしまいます。

舞台はメキシコ。
多発する誘拐事件。汚職警官。
テロ活動阻止のため暗殺の仕事をしていたクリーシーは、次第にそんな生活に耐えられなくなります。
しかし、自殺も失敗し酒浸りの日々を送ってしました。
友人(クリストファー)の紹介で、ピタのボディがードの仕事に着きます。
かたくななクリーシーに何度も話し掛け、ピタは次第にクリーシーに生きる目標を与えていきます。

そうです。
この映画は「復習」の映画だったのです。
おまけに「R-15指定」
しょっぱなから人質の耳を切り落とすシーンはありましたが、後半にもっとハードなシーンが待ち受けていました。
それほどの怒りなんです。

でもね、それだけに終わらないの。
真実は複雑に絡み合っていて、こういう事実もアルかもしれないと思うとすごく悲しい。

監督のトニー・スコットの作品は以下の通り。
「リベンジ」意外はみんな観ているし、ワタシ好みの作品です。
「ハンガー」なんて懐かしいよ〜。

*マイ・ボディガード(2004)
*スパイ・ゲーム(2001)
*エネミー・オブ・アメリカ(1998)
*ザ・ファン(1996)
*クリムゾン・タイド(1995)
*トゥルー・ロマンス(1993)
*ラスト・ボーイスカウト(1991)
*デイズ・オブ・サンダー(1990)
*リベンジ(1990)
*ビバリーヒルズ・コップ2(1987)
*トップガン(1986)
*ハンガー(1983)

〜以下ネタバレです〜

これが「復習」だけで終わってたらつまンなかったけど、誘拐に警官や弁護士どころかお父さんまで関わってたりするのよね。
クリーシーはパパは殺さないの。
怒ったママが「この人を殺して!私が殺す前に!!」
って言うけど、クリーシーはパパに自分の自殺の時には不発だった弾丸とピストルを与えて去っていくのよ。
他の関与した人間は、容赦なく殺してるのに。
それにね、ピタは生きてるの。
そんな予感はあるんだけど、最後は自分と引き換えにピタを助ける。
ピタが生きてたことだけでも、救いでした。

by liddell423 | 2006-04-30 16:01 | movies