さよなら ドビュッシー

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監督:利重 剛
原作:中山七里
出演:橋本愛、清塚信也、ミッキー・カーチス、熊谷真実、吉沢悠

作品名を聞いただけで頭の中に音楽が流れ出すーほどの音楽の素養はないので、こういう小説の映像化はすごく嬉しい。
キャストが思ってたのと違うとかはあるかもだけど、この映画は良かった。
設定やエピソードが原作と違うところもあったけど、それもしょうがないかなと。

「月の光」って、コンクールで弾くような曲じゃないんだ。
でも、この曲一番好き。

この本は、音楽なのにどこかスポコンものっぽくて、淡い恋とかもあって、お相手は王子様のような人で、でも闇を抱えてるっていう。
おまけにラストにどんでん返しがあって、それを知った上でもう一度読み返したくなる、不思議なミステリー。
積ん読本を抱えていて、再読がままならなかったから、映画はそういう視点で楽しめて良かった。
そうすると、最初っからすごく切ない。

些細な誤解が事件を生む。
人って哀しい。

映画の中で清塚ピアノを堪能したけど、やっぱり生の「月の光」が聴きたいなぁ。
岬洋介の清塚くんは、まんま清塚くんでした。
特にピアノを教えるシーン。
あれ、ほとんどアドリブじゃないかなぁ。

思い出した。
音楽があまりに素晴らしくて、終わった後、しばらく他の音を耳に入れたくないと思ったんだ。

光がはじけるような「アラベスク」もパーカッションでアレンジされた「熊蜂の飛行」もすごく良かった。


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by liddell423 | 2013-05-02 18:23 | movies