残穢/小野不由美

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「怨みを伴う死は穢れとなる。穢れは怪異となり、伝染し拡大する。」

「鬼談百景」と一緒に刊行された長編小説です。
こっちを後に読んだ方が怖いらしく、運良くこちらが後に貸し出しになりました。


恐いです。


鬼談〜は読者のお便りをまとめたカンジで、どれも短く「恐いでしょ?」みたいにまとめられてましたが、「残穢」は長編ですから、同じように「読者からの情報」でも、そこを追っていって新しいものをみつけちゃうの・・・恐いです。

まあ、最初の「一人暮らしの部屋で、寝室から畳を擦るような音がする」とこから、「ひとりで住んでなくて良かった〜」だったんですけどね。

そのことを解き明かしていくうちに(作者は意外にも現実主義で、怪異にも論理的に説明がつくって思ってる)怪異は繋がり広がり、ついには福岡まで来ちゃうんですよ〜。
ヤメてほしいよね。
地元に来るの。

それに作者が相談する作家って実在のホラー作家で。
これは小説なの?ノンフィクションなの?
って思っちゃう。

面白かったけど。
一人暮らしでなくて良かった。
一人暮らしの後輩が読みたいと言うので
「実家に帰った時に読みなさいね」
と又貸ししてあげました。
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by liddell423 | 2012-10-20 21:38 | books