人質の朗読会/小川洋子

f0089775_23151189.jpg「そのニュースは地球の裏側にある、一度聞いただけではとても発音できそうにない込み入った名前の村からもたらされた。」
ツアーの参加者と添乗員が反政府ゲリラに拉致された。
結局、人質は殺されてしまうのだけど、彼らの死後、盗聴テープが公開され、彼らの「朗読会」の様子がわかる。
全部で九章からなるこの小説は、人質と盗聴を担当していた兵士が語る物語。

とても身近で慎ましくて、どこかファンタジーで優しい。

日頃読んでるものが読んでるものなので、小川さんの文章って美しい。
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by liddell423 | 2012-02-08 23:33 | books