飛ぶ教室/キャラメルボックス

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Mさんのお誘いで北九州芸術劇場へ。

なぜか、待ち合わせから開場までの時間は、モニターの前でホークスの応援してましたけど。
(優勝の劇的瞬間も、12回裏にフライングして飛び出した松中も見れたし、横で歌ったり飛び跳ねたりしてるMさんは恥ずかしかったけど、いっしょに歓声をあげてた気がする。ちょっとうるっとした。)


「飛ぶ教室」はドイツの作家エーリッヒ・ケストナーの児童文学。
ナチスによる迫害の中、亡命することを拒み、ひたすら自国で文章を書き続けた人。
劇中でも語られますが、「子どもにだって悩みや悲しみはある。子どもの涙が大人より重いことだってある。」と、児童文学作家にとって大切なのは「子どもだったこと」を忘れないことだと言った人です。

お話の軸は寄宿学校でのクリスマス前の数日。
「飛ぶ教室」というタイトルの劇を上演する、5人の仲間の友情のお話。
「ケストナー」による語りと、14人のメンバーのお芝居で構成されてるんですが、テンポが良い。
原作をほぼ忠実に再現してるのに、端折った感じがないし、退屈もしなかった。
一生懸命さが伝わってきます。
ケストナーと「飛ぶ教室」のファンのtomでも、十二分に納得のお芝居でした。

言い回しが古くさかったり、今の学校ではあり得ないことだったり、こんな先生はきっともういないから、今の子どもたちには受けないかもしれないけど、大人が、子どもだった日に持っていた「理想の大人像」を思い出すには良いと思います。
「イマドキの子ども」を作り出すのは、私たち大人なんですから。
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by liddell423 | 2011-11-06 10:12 | art