聖夜/佐藤多佳子

「School and Music」と題された2冊の新刊の2冊目。

オルガンの指導者と恋に落ち、家を捨てて出て行った母を許せず、そんな母をさえ許している父と宗教に苦悩する高校生の一哉の物語。

音楽のあるお話は好き。
登場する音楽で、人物の印象が見えてくる気がする。
今回はバッハとメシアン。
バッハは知っててもさすがにメシアンは知らない。

という訳で、探してみました。


すごいね。
一哉くんよくこんなの弾くね。
本の中ではオルガンでの演奏なので、ちょっとイメージは違うと思うけど。

神様を信じている人の気持ちはよくわからない。
お父さんがすべてを許し、誰にでも優しい完璧な人じゃなくて良かった。
そんな人の子どもでいることは辛いと思うから。
一哉が逃げ出すことが出来て良かった。
人に迷惑かけない子どもって、親に心配かけない子どもって、かわいそうなんじゃないかなぁ。
もちろん、かけ過ぎはダメだけど。


音楽がそばにあると、痛い青春も温かく包んでくれるような気がする。

ELPの「タルカス」も見つけたので。

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by liddell423 | 2011-07-01 23:17 | books