かいじゅうたちのいるところ

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監督 : スパイク・ジョーンズ
出演 : マックス・レコーズ 、 キャサリン・キーナー 、 マーク・ラファロ
声の出演 : ローレン・アンブローズ 、 クリス・クーパー 、 ジェイムズ・ガンドルフィーニ、ポール・ダノ

「WHERE THE WILD THINGS ARE」が原題のモーリス・センダックの絵本の映画化。
tomにとって、センダックは児童書を勉強し始めてからの「神」であり、「かいじゅうたちのいるところ」はバイブル。
男の子への本のプレゼントは絶対これだし。

その絵本が映画化され、怖くて観に行けなかった。
愛すべきかいじゅうたちがどんなことになってるか、不安でたまらなかったから。

wowowで放送されたのでおそるおそる観てみた。

良いじゃん!

監督のスパイク・ジョーンズはこの絵本が大好きだったそうで、その「原作ファン」ぶりが現れている。
ページの間を読ませるセンダックの絵本。
それを繋ぐから、これはジョーンズの物語。
原作と同じとは言えないけど、大事にしているのがよくわかる。
だって、かいじゅうたちがリアルなんだもん。
名前が付いたり、キャラクターが付いたりすることには不安があったけど、それがきちんと現実の世界とリンクしている。
絵本では、マックスはママとけんかして、かいじゅうたちと大暴れして、気がすんで寂しくなって帰ってくると、ちゃんとご飯が待ってる。
映画は、マックスとママのけんかにはそれぞれに理由があって、お姉ちゃんもいたりして、かいじゅうたちにもそれぞれの思いがあって、絵本のように
「食べちゃいたいくらい好きなんだ!食べてやるから行かないで!!」
って追っかけてはこないけど、人間の友だちみたいに見送ってくれる。
それぞれの優しさが伝わってくる。
お母さんはちゃんとマックスの好きなご飯を用意して、眠いの我慢して待ってるし。

映像もすごくきれいだった。
森や砂漠とか海岸とか、逆光の映像とか。
リアルにエグかわいいかいじゅうとか、口の中から出てくるとことか、だんだん汚れてくるマックスのオオカミの着ぐるみとか、嫌いな人もいるかもだけど。

これは、原作を上手く映画化してると思う。
tomのお気に入りのひとつに。
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by liddell423 | 2010-11-28 16:26 | movies