レウ゛ォリューションNo.3/金城一紀

f0089775_22355499.jpgどうやら読む順番を完全に間違えたらしい。
でも、それはそれで面白かったけど。

前に読んだ二作で、ただもんじゃないなと思っていた高校生たちの、ただもんじゃない理由がわかった。
知性派南方は、やっぱり頭良かったんだ。
「SPEED」ではもう居なくなっていたヒロシや、もうひとりいるくらいの感じの萱野のこともわかって、なんだか友だちの打ち明け話を聞いたみたいに嬉しかった。

「レヴォリューション No.3」は彼らがゾンビーズになった理由。
それは彼らの恩師ドクター・モローの言葉から始まる。
「君たち、世界を変えてみたくはないか?」
優秀な遺伝子を遺すため、彼らの聖和女子文化祭乱入は始まったのだ。
最終学年で大方の目的は遂げたものの、ヒロシを病気に奪われてしまう。
彼らの精神的支柱だったのに。

「ラン、ボーイズ、ラン」は、みんなで沖縄にヒロシの墓参りに行くまでの話。
苦労を惜しまなければ金は稼げるもんだよな。
「史上最弱のヒキを持つ男」山下に、つい旅費を預けたために、また一から稼ぎ直すゾンビーズ。
そして、奪った奴らからはきっちり返して頂く。
そのフットワークと、回りで彼らをサポートする大人たちが格好良い。
そして、南方のラウ゛ストーリィだったりする。

「異教徒たちの踊り」はヒロシのエピソード。
事件に巻き込まれるのは南方だけど。
「おまえはタフな人生をおくるかもしれない。傷ついてダウンすることもあるだろう。でも、なにがあっても、踊り続けるんだ」


やっぱり人間的にカッコいいヤツになりたい。
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by liddell423 | 2010-11-23 22:22 | books